とある神社の名無し猫

とある神社の名無し猫

JR千葉駅や京成の踏切へ行く途中に、こじんまりとした神社があり、近くまで行けば必ずお参りします。この神社には以前から猫が数匹住み着いているのですが、良くなついていた白毛と茶毛のまだら猫が姿を消してしまい、遊び相手がいなくなったと寂しい思いをしていたところ、新参の猫がちょくちょく寄ってくるようになりました。

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この猫、すぐ足もとまで寄ってくるのですが、触ろうとするとさっと身をひるがえして逃げ、仕方がないので帰ろうとすると後からついてきます。立ち止まると、猫も立ち止まり、歩きだすとまた後からついてくる、その繰り返しで、鳥居まで来ると、スッと境内に消えてしまう、何とも不思議な猫です。

猫
でも、せっかく寄ってきてくれるのだからと、おやつを持っていけば、とても美味しそうに食べますが、絶対触らせてくれません。何日間かそうしておやつを食べさせているうち、多少は警戒心がなくなったのか、すぐ横でおやつを食べ、毛づくろいをするようになりました。おやつは鳥のささみを茹でたものや、市販の猫用おやつです。多分カニカマだと思います。

手水

とはいえ、何日も通いつめておやつをあげているのに、いまだに雄か雌かわかりません。ちらっと足でもあげて見せてくれればいいのにと、ちょっとかがんで覗いたりもします。ただ、今心配なのは、猫を探す時、「いつも来い来い」と呼んでしまうので、そのうち自分は「来い来い」と言う名前だと自覚してしまうのではないかと、名前が「来い来い」ではちょっと・・・・確かに雄でも雌でもイケる名前だとは思いますけど。

でも、もっと馴れてきたら、ちゃんとした名前をつけてあげないとだめですね。

不動

この神社は、文献によると、江戸時代前期の創建で、江戸時代の草子にも描かれています。宮司さんは、境内の猫を追い払うわないので、猫達はいつも石碑の裏や本堂の縁の下でのんびりしています。

もっと猫が増えてしまうと、そのうち追い払われてしまうのではないかと心配もしていますが、境内に住みついている猫はたいてい3、4匹で、数は増えていません。この神社の境内の広さでは、住み着くことができる猫の数も決まっているのかもしれません。

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そういえば、ずっと前、ちょうど日が暮れて真っ暗になる一歩手前の時間に、この神社を通りぬけたことがあるのですが、その時、境内のあちこちに猫が座っていました。5、6匹はいたでしょうか、猫達は互いにそっぽを向き、動かず、鳴くわけでもなく、ただじっとしていました。

これがうわさの猫の集会かと、なんとも不可思議な光景だったので、今でもよく覚えています。

あんまり、猫におやつとかご飯をあげていると、猫なんとかさんとか呼ばれそうですが、かわいいものはしょうがない、抵抗できません。さて、明日もまた、おやつを持って猫に会いにいきますか。それにしてもいつになったら撫でることができるのやら・・・