これも見納め 東急東横線渋谷始発駅

これも見納め 東急東横線渋谷始発駅

珍しく都内に用事があって渋谷方面に出かけたので、もうすぐ消えてなくなる東急東横線の渋谷駅を撮影することにしました。

元町や中華街に行く時は、必ずお世話になった東急東横線、モダンな造りの渋谷駅もとうとう終焉の時を向かえました。

確かに、渋谷駅周辺は手狭な感じですが、あのギターピック形の建物が無くなるのは惜しいですね。

3月には、東急は副都心線と繋がって埼玉まで直通になるそうですが、東横線が渋谷始発だから渋谷にオフィスを構えたとか、渋谷に住んだという人もいるのではないでしょうか?

東急東横線が渋谷始発でなくなると、渋谷から横浜方面まで立ちっぱなしになるわけです。

東急東横線渋谷駅

高さが低い建物でも、存在感がある東急東横線のホーム、ハチ公で有名な渋谷ですが、この東急の建物も、ある意味渋谷のシンボルでした。

東急東横線渋谷駅

ホームが地下に移動することに伴い、東急百貨店の東館も閉館になるそうですが、のれん街は2013年4月から渋谷マークシティでオープン予定だそうです。

東急東横線渋谷駅

このホームの幾何学模様の天井はとても綺麗です。一度見れば、ずっと記憶に残る天井でした。

東急東横線渋谷駅

こんな風に外が見える造りの駅も珍しい、しかも曲線と直線の幾何学的な形を駆使してデザインされていますね。

建て替えられるホームがどんなものか楽しみと言えば楽しみですが、ガラスばりばりの、コンクリホームだとちょっと・・・・

東急東横線渋谷駅

行き先は代官山のみの駅名表示、現在この東横線にある車止めはとても貴重なものです。

渋谷駅が01になっていますが、副都心線と直通になれば、駅番号はどう変わるんでしょう??

東急東横線渋谷駅

ここは、数少ない都市の中で絵になる駅、この頃は、没個性的駅が多い中、この渋谷駅はひと際異彩を放ち、目立つ駅でした。

渋谷へは、ギャラリーや買い物目当てで時々足を運びます。

それで、昔はどういう所だったのかちょっとだけ興味があったので調べたことがありますが、江戸時代は田畑がおおく、かつて大山街道と呼ばれた現在の青山通りの両側には、幕臣の武家屋敷が並んでいたようです。

幕府が江戸と呼んだのは朱引内で、渋谷辺りだと、江戸の範囲は宮益坂町にあった松平左京大夫の屋敷の敷地まで、現渋谷駅は朱引外でした。

現在の渋谷駅周辺の変化を、建築物の変遷から捉えた面白い本に、シブヤ遺産があります。

今でも、山手線から外を見ると、高いビルに挟まれた木造2階建ての家があったりと、写真に撮り、残しておきたいものが沢山あります。

建物を中心とし、さらに人や土地の変化の観点も加えて、時間と空間を超えた渋谷の姿をまとめた興味深い本でした。

そして、これから読みたいなと思っているのが、春の小川の本です。

春の小川はなぜ消えたか 渋谷川にみる都市河川の歴史 (フィールド・スタディ文庫6)

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「春の小川はさらさらいくよ」の春の小川は、渋谷川の支流の河骨川の風景を歌ったものだそうです。

渋谷川と言えば、今では暗渠になっていますが、かつては、この渋谷川の水で田畑が潤っていました。

この本は、渋谷川が暗渠へ変わるとともに、どのように都市が変化するのかを明らかにしていくもので、暗渠マニアにはたまらない本、それに、渋谷川の過去現在がよくわかるようです。

渋谷も東京の中では魔界的な土地、ちょっと惹かれますね。