旧大網駅と旧貨物線

旧大網駅と旧貨物線

今日は念願の雨降り、しかし段々暑くなっていきます、どうなってんの??

さて、先日、大網駅まで185系を撮影しに行きましたが、大網まで行ったもうひとつの目的が、旧大網駅跡と外房線東金線を結んでいた旧貨物線跡を見ることでした。

現在では大網駅でV 字になっている外房線と東金線ですが、以前は永田駅方面から旧大網駅へほぼ直線に繋がっていました。

比較的、廃線跡が綺麗に残っていると聞いたので、今回185系の撮影ついでに旧大網駅と廃線跡を尋ねることにしました。

旧大網駅跡は、現在の大網駅から歩いて10分弱。

東金線の高架をくぐり、そのまま線東金線の線路沿いに歩けば、すぐにJRの建物が見えてきますが、その辺りが廃線と旧大網駅跡になります。

国鉄鉄橋

保線区手前の用水路にかかるミニ鉄橋は、国鉄時代のもの。

この辺りがちょうど現東金線と旧貨物線の分岐点にあたり、以前はここから地上を通って永田駅へと線路が伸びていました。

このプレートにはトビー工業とありますが、あの当時こういう橋桁を製造していたトビー工業のことでしょうか????

KS-18というのもちょっと詳しく分かりませんが、橋の荷重に関する数字でしょうか、調べないと何とも言えませんね。

廃線跡

用水路には、かつて使われていた鉄橋の橋脚部分が残っています。

レンガ積みで何とも風流。

この草はらの先に永田駅があり、ここがかつての貨物線になります。

ずっと奥右手が現在の大網駅です。

旧踏切

保線区になっている旧大網駅付近。

手前はかつての踏切の跡だと思います。

今は立ち入り禁止になっていました。

錆びた貨物の引き込み線と夏草とは、さびしい雰囲気ですね。

ここが駅前だった頃の痕跡も見かけましたが、商店街はシャッターが下りているお店が多く、駅がなくなるとこうも寂れるものかと実感しました。

腕木式信号機

旧大網駅の敷地の一部は、今は公園になっていて、腕木式信号機が保存してあります。

少し前までは、千葉保線区でもこの腕木式信号機が保存されていましたが、今はどこにあるのか分かりません。

外房線は、この貨物線の廃止、単線から複線への変更などで、意外に廃線跡が多く残っています。

太東駅近くには、かつての外房線の線路跡地と錆びた鉄橋が残っていますしね。

廃線跡

東金線の踏切から大網駅方面を見ると、ポイント切り替えできるようになっていました。

留置線として使用されているのでしょうか???

廃線跡

同じ踏切から東金方向を見たらこんな感じ。

向って一番右手の線路が東金線です。

残念ながら東金線に電車はやって来ませんでした。

昔、茂原に貨物駅があり、外房線を貨物列車が行き来していたのですが、大網~土気間の勾配を機関車が登れないため、この大網から東金線へ入り、成東を経由して総武本線に入って走ったという経緯があります。

外房線へ抜ける列車は、この旧大網駅からスイッチバックしたようでした。

当時の事を知っている人の話によると、外房にどうしても貨物が欲しいということで茂原に貨物ターミナルを増設したのですが、さほど貨物の本数は多くなかったということでした。

貨物の需要が減り、電車が急こう配も登れるようになって、この旧大網駅と貨物線の役割も終わったということですね。

せめてこの廃線跡が、これ以上壊されずに残ることを期待します。