すべては113系から始まった

すべては113系から始まった

鉄道写真を撮り始めたきっかけは、房総半島を走っている113系が消えると知ったからでした。

通称スカ色と呼ばれる青とクリーム色のツートンをペイントされた113系は、房総半島を走る列車の代表格でした。113系に乗って房総半島の各地を訪れた思い出は、楽しい旅の記憶と共に残しておくべきと思い、鉄道写真を撮り始めることにしたのです。

スポンサードリンク

すでに、かなり211系や209系に置き換えられていた113系ですが、数が少なくなったとはいえ、まだ外房線、内房線、総武本線、成田鹿島線と、房総の大動脈を走っていました。

その113系の姿を、できるだけありのまま残せるよう、編成を綺麗に撮影できる場所を探しました。

外房鉄橋

本数が減った113系を効率よく撮影するためには、やみくもに何処かの路線際に立つのではなく、時刻表を読んで、どの時刻に何処の路線を通るかを調べるしかありません。そのために活躍したのが、JR東日本千葉支社が出版している350円の時刻表でした。

房総の列車は、内房線から外房線、外房線から内房線と一日の中で何度か路線を変更します。113系が千葉駅に戻った時、どこのホームに入るかで、次に走る路線が決まります。

これを知ることができたのは、千葉支社から出されている時刻表のおかげでした。すれ違い

撮影にあたって心がけたのは、113系が走る風景色も共に撮影することでした。やはり、人を乗せるための電車なので、生活感がある風景を背景にしたほうが、113系らしいと思ったからです。

青

4両編成は短い鉄橋や狭い場所でも撮影しやすかったのですが、8両編成ともなると、編成全体を構図にいれるために、 かなり引いて撮影する必要があります。そうなると、撮影できる場所が徐々に限られてきて、同じ場所に通うことになりました。

稲と

好きな場所は、物井と佐倉の間の田園風景、特に稲穂が金色に染まった頃です。

夏みかんと

113系は、この頃、スカ色だけでなく、湘南色にも塗りかえられ、スカ色4両と湘南色4両を連結させた8両編成も走りました。

ギラリ

湘南色と言うと、東海道線を思い出しますが、湘南色も房総に良く似合います。遠くからでも目立つ湘南色は存在感がありました。

スポンサードリンク

この113系も、とうとう2011年9月にラストランをむかえました。全塗装の旧国鉄車両が消えるのは悲しいことで、せめて一編成くらい保存してくれたらと思いました。

次は211系が消えることでしょう。211系が消えれば、3ドアの電車は房総から無くなってしまいます。駅の表示がなんだかさびしく感じますね。