知っているとちょっと自慢できる鉄道の話

知っているとちょっと自慢できる鉄道の話

鉄道撮影に行った先で、時々ものすごい物知りの人に出会うことがあります。

車両の特徴などを、色々と話して教えてくれるので、ほんと感謝、でも専門的すぎて、たまに理解できないことも・・・・

車両の記号番号とか製造年月日とか型式とか、とにかくすごい記憶力だと、いつも感心してしまいます。

どうやって覚えているのか、教えてほしい・・・

ところで、千葉県に住んでいると、あちこちで戦争遺跡を目にします。鉄道写真を撮影するようになると、やたら鉄道関係の遺跡や遺構に目がいくようになります。

千葉自身が鉄道連隊を誘致したこともあって、千葉は鉄道連隊のホームグランドになりました。

夕暮れ

戦争時の後方支援部隊としての役割を担った鉄道連隊ですが、千葉県内の鉄道建設は、この鉄道連隊の協力なくしては実現できませんでした。

以前にも書きましたが、建設当時千葉県営鉄道だった久留里線、大多喜線(現いすみ鉄道)は、鉄道連隊の協力があって敷設されました。

新京成線は、路線の大部分が鉄道連隊の演習線で、京成電鉄がGHQから払い下げてもらい開通しました。

注意書き

小湊鉄道の線路の敷設も、鉄道連隊の協力がありました。

他には、西武鉄道新宿線の一部、身延線などの敷設にも協力したりと、あちこちから頼られたようです。

とは言っても、鉄道連隊の主な任務は、戦地での線路敷設、南満州鉄道、泰緬鉄道など、不慣れな土地で過酷な作業に従事していました。

こう書くと、いかにも物知りのようですが、実は本を読んだ得た知識です。

実録鉄道連隊 (イカロス・ムック)

新品価格
¥2,900から
(2012/12/27 02:10時点)

千葉モノレールの撮影地である千葉公園、ここには、鉄道連隊が使っていたウィンチ台、トンネルポータルや橋台が残っていて、よく目にするため、鉄道連隊に興味を惹かれたというわけです。

最初は、ただの戦争遺構ぐらいにしか思っていませんでしたが、新京成の話などを聞くうちに、もっとよく調べてみようと思い、本を探したら、モノクロとはいえ、当時の写真がたくさん載っているこの「実録鉄道連隊」にいきつきました。

タブレット交換

この本には、鉄道連隊のは始まりと終わり、活動の内容、鉄道連隊で使われた車両などが、写真と共に説明されています。

特に興味を持ったのが、勝浦で行われた機関車の揚陸演習、海上から陸へ、突貫工事で作った線路を使って機関車を陸に揚げるもので、勝浦駅から海岸まで、一キロにわたって仮設の線路を敷設したそうです。

ちなみに揚陸された機関車は自走で津田沼まで帰ったとか、今では考えられない、戦時下ならではの演習ですね。

その時の様子も写真に残っていて、ただすごいの一言です。

いつもぼ~と見ている鉄道も、その成り立ちと背景を知ると、ちょっと見方も変わってきた気がします。

これで、すこし、自分の鉄道写真の撮影も変わるといいけど。

また、良い本があったら読みたいな・・・